添付ファイル出力(一覧・画像)

主オブジェクト、子オブジェクトの添付ファイル(ContentDocumentAttachment)の一覧・画像を出力します。

※本機能はOffice File Creator Proで使用可能です。

 

概要

使用例

  • 商談レコードに添付したファイルの一覧を出力したい。
  • 商談レコードに添付したファイルの画像を出力したい。

 

必要な設定

  • 差し込み項目の設定
  • OFC_Templateレコードの設定 (画像サイズの設定)
  • OFC_子オブジェクトオプションレコードの設定 (出力オプション、3階層以上の子オブジェクト添付ファイル、画像出力)

 

 

差し込み項目の設定

以下の形式でテンプレートファイルに差し込み項目を設定します。

主オブジェクトの関連ファイル

ファイルオブジェクト: {!ContentDocument.項目API}

メモと添付オブジェクト: {!Attachment.項目API}

 

子オブジェクトの関連ファイル

ファイルオブジェクト: {!(子リレーション名)ContentDocument.項目API}

メモと添付オブジェクト: {!(子リレーション名)Attachment.項目API}

 

画像を出力する場合、項目API名は「Id」を設定します。

主オブジェクト例:{!ContentDocument.Id}

子オブジェクト例:{!(OpportunityLineItems)ContentDocument.Id}

 

 

OFC_子オブジェクトオプションレコードの設定

画像出力、オプション設定が必要な場合、OFC_子オブジェクトオプションレコードの作成が必要です。それ以外は作成不要です。

 

設定が必要な場合

  • 関連ファイルの出力条件、並び替えを指定
  • 子オブジェクトの関連ファイル出力時、子オブジェクトの出力条件を指定
  • 3階層以上の子オブジェクトの関連ファイルを出力
  • 関連ファイルの画像を出力

 

OFC_子オブジェクトオプションレコードを作成します。

情報

名前: 任意の名前を入力します。例: ファイル

子リレーション名: 主オブジェクトの関連ファイルの場合、「ContentDocument」、または「Attachment」を入力します。子オブジェクトの関連ファイルの場合、「(子リレーション名)ContentDocument」、または「(子リレーション名)Attachment」の形式で入力します。

主オブジェクトの関連ファイル例: ContentDocument

 

子オブジェクトの関連ファイル例: (OpportunityLineItems)ContentDocument

 

3階層以上の子オブジェクトの出力については、子レコードの3階層以降出力を参照してください。

 

 

(Pro) 検索条件 (ContentDocument/Attachment)

関連ファイルの出力条件を設定します。

(ファイル)検索項目API: ContentVersionまたはAttachmentレコードの検索条件に使用する項目API名を入力してください。

(ファイル)検索演算子: ContentVersionまたはAttachmentレコードの検索条件に使用する演算子を選択してください。

(ファイル)検索値: ContentVersionまたはAttachmentレコードの検索条件に使用する値を入力してください。

(ファイル)SOQL(Where): 複数条件の場合は、SOQL条件句を入力してください。

 

※子レコードの検索条件については、子レコードの出力条件設定を参照してください。

 

 

並び替え

関連ファイルの出力並び順を設定します。

 

 

(Pro) 画像

差し込み項目同様、画像項目API名は「Id」を入力します。

画像項目API: Id

 

メモ

関連ファイルの画像項目は原則Idですが、ContentDocumentAttachmentオブジェクトのいずれの項目も画像項目として指定可能です。出力時、対象オブジェクトのデータ型がBase64の項目が画像データとして出力されます。

 

 

制限事項

画像出力時の制限事項・考慮事項については、画像出力を参照してください。

 

 

参考

Salesforceの添付ファイルの画像を帳票に出力する