子レコードを出力時、1レコードにつき複数行のレイアウトで出力します。
※本機能はOffice File Creator Proで使用可能です。
概要
通常、子レコードは1レコードにつき1行の出力ですが、テンプレートファイルに子レコードを複数行設定したブロックレイアウトによりブロック出力が可能です。
使用例
- 子レコード1レコードにつき3行出力したい。
必要な設定
- 差し込み項目の設定
差し込み項目の設定
ブロックレイアウトの設定(1レコード複数行)
テンプレートファイルに子レコードの差し込み項目を複数行設定します。子オブジェクト差し込み項目の先頭行から最終行が子レコードの1ブロックになります。
子レコードのブロック間に空白行を入れる場合、差し込み項目にBlank()関数を使用します。
例: {!OpportunityLineItems.Blank()}
Excelの考慮事項
Excel出力時、最終行のセルが結合されている場合、最終行の判定にセル結合は考慮されません。最終行の枠外にBlank()関数を設定することにより、ブロックの最終行を調整してください。
Word/PowerPoint/PDFの考慮事項
Word/PowerPoint/PDF出力時、同じ子オブジェクトの差し込み項目はすべて1つの表内に設定してください。
NG例: 以下は、表外に子オブジェクトの差し込み項目{!OpportunityLineItems.Blank()}があるため、出力エラーになります。
出力サンプル
Excel
Word
考慮事項
- ブロックレイアウト出力時、Excelの数式、入力規則、条件付き書式などのOffice機能は使用できません。使用した場合、位置がずれるか出力時にエラーになります。
参考